【8月号】会社の退職給付制度、なにを選ぶ?
退職金の仕組みは企業によってさまざま。代表的なものは「確定給付年金(DB)」「退職一時金規定」「企業型DC」の3つです。
DBや退職一時金は、将来の給付額を会社が約束するため、経営状況に関わらず“決められた額を払う責任”が発生します。中小企業にとっては制度設計や継続の負担が大きく、リスクも会社側に偏りがちです。
一方で、企業型DCは掛金額をあらかじめ定めるだけ。会社は無理のない範囲で制度を提供でき、従業員は自ら運用商品を選べる仕組みです。リスクとリターンを従業員がコントロールできるため、会社にとっても現実的で柔軟な制度設計が可能です。
価値観が多様化するいま、社員に「選べる仕組み」を提供することが、安心と納得につながります。
御社でも改めて、制度の見直しを検討してみませんか?
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