導入をご検討中の企業様へ|Newsletter 2025年11月号
近年、企業の退職金制度として「はぐくみ企業年金」と「企業型確定拠出年金(企業型DC)」の2つが注目されています。どちらも老後資産形成を目的としていますが、会社と従業員のどちらがリスクを負い、どの程度の資産形成が期待できるかという点で制度の性質は大きく異なります。
はぐくみ企業年金は企業が給付額を約束する確定給付(DB)型で、2025年度利回りは0.3%と国債水準に連動します。一方、企業型DCは会社が掛金を拠出し、従業員が自分に合った商品を選ぶ確定拠出型。会社は掛金以上のリスクを背負わず、従業員は長期の資産形成に取り組める仕組みです。
導入コストの差は大きくありません。いまは「費用の大小」よりも、自社としてどこまでリスクを抱えるか、従業員にどこまで資産形成の機会を開くかが重要です。基本線は、企業型DC、とくに選択制DCを従業員全体の退職金制度の土台にし、必要に応じて役員向けにはぐくみ企業年金を併用する、という発想になります。
採用・定着、人件費の将来像を考えるうえでも、退職金制度は経営戦略の一部です。まずは企業型DCを前提とした制度設計をするかどうか、自社の方針と照らし合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
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